考古学者として幅広く活躍されている森岡秀人さん(芦高25期生・史学研究部OB・関西大学大学院非常勤講師)が「古代の役所と集落」について語る森岡歴史塾(第3回)が芦屋で開催されます。
☆日 時: 平成29年12月1日(金) 14:00-17:00
☆会 場: 芦屋市民センター2階 201室および202室
☆所在地: 芦屋市業平町8-24(JR・阪神 芦屋駅 阪急 芦屋川駅から約8分)
☆テーマ: 『古代の役所と集落』
☆講 師: 森岡秀人
☆申込〆切: 11月15日(水)メール、電話、 FAX にてご連絡ください。
☆連絡先: 電話& FAX 0797-23-6081(仲谷自宅)
携帯 090-5675-5592 (仲谷由利子)
*テーマは毎回、変わり、完結します。連続性はまったくありません。
*部屋代と資料代が 300 円程度かかりますが、実費ですのでご了承ください。
【森岡さんからのメッセージ】
鉄道も電柱も高速道路もない古代、それは日本列島に弥生時代、古墳時代以来 土地改造を国家が初めて開発を主導し、王権と豪族という関係から、民衆を直接に掌握する現代社会にも相通ずる制度や仕組みが形つくられた世界でした。
考古学や日本古代史の調査・研究の蓄積は、景観と風土に多分に自然を残す中で暮らした人々の集落や地域の核となった役所、寺院などの実態を明らかにしてきました。古代の芦屋のようすにも触れながら、近畿に展開した日本古代の集落の構造や人々の地域支配のようすをわかりやすく語ります。
推古朝の前後から大宝令制定の頃までの歴史像は、終末期古墳の時代から律令国家までの多くの謎の中で様々に描かれてきました。古代っておもしろい。
知らないことだらけの古代が少しでも解消され、生活している土地をこよなく愛する気持ちがさらに高まることでしょう。
◎11月26日(日)森岡秀人さんは大阪の近つ飛鳥博物館の秋季特別展の講演会で
「ヤマト王権の成立と土器の移動」と題して講演されます。
日 時:平成29年11月26日(日)13時30分~15時(開場は13時)
会 場:大阪府立近つ飛鳥博物館 地階ホール(定員:200名)
ホームページ:http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition
所在地:大阪府南河内郡河南町東山299(電話:0721-93-8321)
交 通:近鉄長野線喜志駅または富田林駅からバス(詳細は博物館のチラシを参照)
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