22期生 藤本清二郎さんが吉川弘文館から「紀州藩主 徳川吉宗」を出版 あしかび会にご寄贈(2016年11月)

歴史学者として活躍されている藤本清二郎さん(芦高22期生・第18代自治会長 和歌山大学名誉教授)が、このほど新著「紀州藩主 徳川吉宗 明君伝説・宝永地震・隠密御用」を吉川弘文館から出版され、あしかび会にご寄贈いただきました。

【藤本さんからのメッセージ】

松平健主演の時代劇「暴れん坊将軍」(1978~2002年放映)は、徳川吉宗をヒーローにしたテレビドラマである。将軍を江戸城から人びとが生活する市井へ登場させ、吉宗を通じて城と町が結び付けられたところが意外であり、面白さを演出していた。この「意外」さは、ドラマではなく、実は史実と関わっており、吉宗が誕生し、育った紀州・和歌山に芽生えていた。(中略)
享保の改革を行なった将軍は、どのように育ち、どのような経験を積んでそのような人物になったのか。ここへたどり着かないと吉宗を理解したことにならない。ドラマ(虚構)の裏にある史実、将軍前史を確かめることは重要である。(中略)本書では、将軍になるまでの吉宗の育ちをより実証的に確かめ、藩主時代の諸経験を整理して将軍権力への影響を展望してみたい。(本書のプロローグより)

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