34期生 臼井 真さん作の合唱曲「しあわせ運べるように」が小学6年生の音楽教科書に紹介されます

【テレビ再放送のご案内】
NHKBS1にて2020年1月23日(木)午後8時からBSスペシャル「阪神・淡路大震災25年 神戸が生んだ奇跡の歌の物語」が再放送されます。  臼井真さんも出演されますので、卒業生の皆さま是非ご覧ください。

◎この番組をご覧になった卒業生(15期)から次のような感想があしかび会事務局に
届きました。

◎神戸市の小学校で音楽を教えられている臼井(上岡)真さん(芦高34期生 コーラス部OB)は、25年前の阪神・淡路大震災で自宅が全壊しながらも、被災した神戸の人々の心を癒し力を与える歌「しあわせ運べるように」を作詞・作曲されました。

合唱曲「しあわせ運べるように」は、神戸のほか東日本大震災の被災地などで、さらに海外の震災被災地でも翻訳されて歌われています。被災者を勇気づけてきたこの歌が、震災を体験していない小学生に歌い継がれ、防災の大切さを考えるきっかけになっています。

こうした社会的意義をふまえて、2020年度から使用される小学6年生の音楽教科書「小学生の音楽6」(東京・教育芸術社発行)のコラムに掲載が決まり、2019年12月28日のNHKニュースで報道されました。

(画面をクリックすると拡大されます。)

臼井さんは「教科書を通じて全国の子どもたちに歌を知ってもらえることをうれしく思う。この歌をきっかけに震災のことを知ってもらいたい」と話されています。

◎1月14日夕方のNHKニュースほっと関西で放送された「復興希望の歌 受け継がれる思い」では、臼井さんが「しあわせ運べるように」の歌に込めた思いを語られました。

 

201912日神戸ルミナリエ点灯式では、臼井さんが神戸市立高羽小学校しあわせを運ぶ合唱団を指揮されました。1224日付の朝日新聞朝刊は、点灯式で合唱団を指揮される臼井さんの写真とともに1995年の阪神・淡路大震災の直後に「しあわせ運べるように」の歌が誕生したいきさつを紹介しています。

(紙面をクリックすると拡大されて記事が読めます。)

次のURLをクリックすると合唱曲「しあわせ運べるように」を聞くことが出来ます。

http://www.shiawasehakoberuyouni.jp/

①URLをクリックすると「しあわせ運べるように」公式サイトの画面が表示
②各項目の中から上から3行目右端にある「しあわせ運べるように演奏してみました」をクリック
③画面右下のYoutubeをクリックすると歌が聞けます。

【臼井さんの随想「あの日、あの時」】(神戸新聞掲載2015年1月16日付夕刊)

◎神戸市出身の谷川浩司九段(日本将棋連盟元会長)は阪神・淡路大震災で被災し、その直後の第44期王将戦やA級順位戦に臨んだ頃を振りかえり、神戸新聞の取材に「重苦しい心に『しあわせ運べるように』の歌がしみた。・・あの歌を歌い続けることが、震災を忘れないことにもつながるのではないか」と語られています。

 

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