34期生 臼井真さんの「しあわせ運べるように」を歌い継ぐコンサートの放映(2015年3月14日 NHK)

阪神・淡路大震災から20年、震災を経験していない市民が約4割にも達するなか、震災の記憶を風化させないための輪を作ろうと、臼井真さん(芦高34期生)が作詞・作曲された合唱曲「しあわせ運べるように」を歌い継ぐコンサートが、2015年2月28日、NHK神戸放送局主催でハーバーランドの神戸新聞松方ホールに於いて開催されました。

コンサートでは、はじめに芦高出身のピアニスト・松永貴志さんがジャズアレンジバージョンの「しあわせ運べるように」を演奏、次いで東日本大震災の復興を願って自ら作曲された「君へ」や17歳のときに作曲された「神戸」を演奏されました。

1995年大震災の年に「しあわせ運べるように」を歌った神戸・吾妻小学校の臼井先生の教え子達が登場、先生のピアノ伴奏で20年振りに合唱し、当時を回想して子供の歌声が大人の心に響いていたことが分かってよかったと語る場面があり、臼井さんは感無量の面持ちでした。

また、震災で弟を亡くした歌手の森 祐里さんが中国語の「しあわせ運べるように」を披露、ロックバンド・黒猫チェルシーはロックアレンジバージョンの曲を演奏し、会場を盛り上げていました。
最後に、臼井さんの指揮で神戸・西灘小学校しあわせを運ぶ合唱団はじめ会場の全員が合唱して震災復興への思いをひとつにしていました。

このコンサートの模様が3月14日にNHK神戸放送局から総合テレビ(兵庫県向け)で放送されました。

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