鉄道アナリストとして活躍されている川島令三さん(芦高25期生・鉄道研究部OB 早稲田大学非常勤講師)が、2016年11月13日(日)読売テレビ系列で放送された「そこまで言って委員会」に航空ジャーナリストの青木謙知氏、東海大学海洋学部の山田吉彦教授とともにゲストコメンテーターとして出演。
今回の番組テーマ『世界の大事故大惨事の謎 徹底究明』に関連する国際的に注目された陸海空の大事故のうち、2005年4月に尼崎市で発生したJR福知山線脱線衝突事故について、川島さんはこれまでいわれているJRの社員教育、線路の急カーブ、ATSの未設置などの要因に加えて、車両の欠陥(台車の軽量化により電車の重心が高くなったこと、台車とボディの連結部分が外れやすくなっていること)を指摘されました。
また、2011年7月中国浙江省温州市で発生した高速鉄道衝突脱線事故も取り上げられ、川島さんは、事故の起きた路線は中国鉄道省の計画より先に地元政府の浙江省が勝手に建設した路線であると解説されていました。