2015年4月に南あわじ市松帆地区で発見された弥生時代の銅鐸について、放射性炭素年代測定法により銅鐸に付着したイネ科の植物片などを科学分析した結果、紀元前4~前2世紀に埋められたとみられることが判明したと南あわじ市教育委員会が2017年6月6日に兵庫県庁で記者会見して発表、毎日新聞、神戸新聞など主要紙に大きく報道されました。
この記者会見に同席した松帆銅鐸調査研究委員会委員の森岡秀人さん(芦高25期生 史学研究部OB 関西大学大学院非常勤講師)は、銅鐸の発見当初から最古の埋納例となる可能性を指摘されており「仮説が自然科学の方法で立証されたのは画期的。紀元前埋納を疑う余地はなくなった。銅鐸のみならず、弥生社会の研究にも多大な影響を与える成果だ。」と話されています。
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◎銅鐸が発見された2015年に森岡さんが朝日新聞(2015年7月2日付夕刊)に寄稿された記事