8月5日開幕の「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」を前に、8月1日に放送されたNHK総合テレビの人気番組・歴史秘話ヒストリア『8月15日のプレーボール 高校野球 戦火の中の青春』に芦高野球部創部の頃の写真が登場しました。
この写真は、「翠球」(兵庫県立芦屋高等学校野球部五十年史)56ページに掲載されている1946年(昭和21年)に撮影された写真です。
《芦屋中学野球部の石田良雄監督と部員たち》
太平洋戦争終戦からちょうど1年後、1946年8月15日に阪急西宮球場を会場に戦後初の全国大会:第28回全国中等学校優勝野球大会が開幕、1945年秋に出来たばかりの旧制芦屋中学校野球部が県大会で”奇跡”の優勝、兵庫県代表として出場しました。(当時、甲子園球場は進駐軍に接収されていて使用できませんでした。)
〈甲子園球場:左の写真は終戦の日から2週間後の8月29日にアメリカ軍が撮影したもので、左上に鳴尾飛行場(鳴尾海軍航空基地)が見えます。球場の周りは空襲を受けて焼野原になりました。〉 (写真をクリックすると拡大されます。)
〈阪急西宮球場:現在の阪急西宮ガーデンズの場所にありました。〉
西宮球場で開催された戦後初の全国大会出場のことについては、あしかび会ホームページに『「芦屋の奇跡」野球部全国大会初出場と記念ボール』の記事を掲載しています。
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