芦高の齋藤尚文先生(36期生)が新著「鈴木商店と台湾」を出版 あしかび会にご寄贈

芦高の社会科の先生・齋藤尚文さん(芦高36期生・あしかび会理事)がこのほど「鈴木商店と台湾-樟脳・砂糖をめぐる人と事業-」を晃洋書房から出版され、あしかび会にご寄贈いただきました。

カバー写真:台湾勧業共進会での鈴木商店のパビリオンとレストラン(1916年)
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明治7年(1874年)神戸で創業した鈴木商店は、台湾の樟脳事業・製糖事業をもとに発展し「総合商社の源流」とも称され、神戸製鋼所、帝人、双日など多くの企業の設立に関わった日本有数の商社であったが、第1次世界大戦後の不景気さらには昭和金融恐慌のあおりを受け昭和2年(1927年)破綻した。

本書は、齋藤さんが平成20年から在学された兵庫教育大学大学院での研究成果を博士論文および修士論文にまとめられ、さらにその後の継続的な研究の成果を加筆して出版されました。

また、鈴木商店記念館のホームページに本書の紹介が掲載されています。
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