あしかび会理事の清水孝一さん(旧制芦屋中学3期生)が、太平洋戦争の戦況が急迫する昭和19年以降、芦屋中学の生徒として学徒勤労動員により尼崎市内の軍用機用鋼管製造工場で働いておられた頃の厳しい体験を、読売新聞紙上(2019年8月16日付朝刊・阪神版)で生々しく語られました。
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◎学徒勤労動員で清水さんが利用された阪急電車の定期券(昭和20年6月)
*定期券と説明文は清水さんからご提供いただきました。
清水さんは学徒勤労動員により阪急苦楽園口駅から尼崎・塚口の軍需工場に通われる道すがら、西宮のニテコ池の畔で後の直木賞作家・野坂昭如少年と話をされています。あしかび会ホームページに関連の記事を掲載しています。
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◎ 旧制芦屋中学3期生の学徒勤労動員報告書
http://ashikabi.org/wordpress/?p=2139
◎ 3期生 清水孝一さんと名作『火垂るの墓』の舞台が新聞に
http://ashikabi.org/wordpress/?p=6626
★清水孝一氏は、読売新聞に記事が掲載される直前の令和元年8月14日に、病気のため急逝されました。心よりご冥福をお祈りいたします。(あしかび会事務局)